王陽明(1472~1529) 陽明学の創始者

陽明学の命題の一つで、知(知識)と行(行動)はは合一(合致)していなければならないと言う考え方で、吉田松陰も松下村塾の掛け軸に掲げた言葉です。「知識をつけることは行動することの始まりであり、行動することはつけた知識を完成させることで、行なわなければ知っているとはいえない。知っていても行なわないのは知らないのと同じ。知って、行なってこそ、本当の知恵、真知である」。
常に心したい言葉です。

会社でも、議論ばかりをやって結論を出さない、あるいは結論を出しても実際に行動に起こさないことが少なからずあります。これは個人にも言えます。議論していると仕事をやったように感じますが、結局行動しないと何一つ産まないんですね。貴重な時間の浪費です。