ルキウス・アンアエウス・セネカ(BC1~AD65) ローマ帝国の哲学者

最近の新聞記事に出ていた言葉です。

大変奥が深い言葉だと思います。人間だれしも辛いことは嫌なものです。ただ、辛いことが自分を成長させてくれることも実感としてわかります。

一見不幸なことも不幸とだけ見るのではなく、自分を成長させてくれる機会と捉えることが大切なんですね。プラス思考の典型例ですね。

経営も山あり谷ありです。経営の神様といわれる松下幸之助翁が、「好況よし、不況なお良し」と著書で言っていたのを思い出しました。厳しいとき、辛い時こそ自社の製品や仕事の仕方をしっかりとみつめ直し、より良い経営を創り出す機会なんですね。

私も経営再建のお手伝いをさせていただくことがありますが、現状の厳しさを知るとともにその先にあるビジョンを信じた時、社員の方々は本当にすごいパワーを発揮します。